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注目度急上昇中!「平屋」の魅力ってどんなところ?

こんにちは。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口note編集部の山口です。

一戸建てというと、2階建ての建物を想像する方が多いと思いますが、今1階建ての一戸建て「平屋」が注目を集めていることを、皆さんはご存じですか?

今回は、平屋の基礎知識、平屋を建てる魅力などを、住まいの窓口ハウジングアドバイザーの杉坂さんに教えてもらいました。

話し手:杉坂さん(住まいの窓口ハウジングアドバイザー)
アパレルブランドの店長やマネジャーを経て、住まいの窓口のアドバイザーに転身。2021年7月より関西エリアの相談を担当。何から始めたらよいか分からない人の不安な気持ちに寄り添いながら提案する、丁寧な接客を得意とする。趣味は、お笑い・マンガ・アニメ。


「老後も暮らしやすい」「生活がしやすい」で人気!平屋の魅力って?

ー近頃、平屋の人気が高まっているようですが、平屋を希望するのはどういう方が多いですか?

高齢になっても不自由なく暮らせるように、と希望される方が多いです。
階段がなく生活がワンフロアで完結するので、老後、足腰が弱くなっても負担が少ないことに魅力を感じられる方ですね。

家を建てるのは30代くらいの方が多いのですが、その年代から老後や先の生活を見据えて家を建てたいと考えられる慎重なタイプ、計画的なタイプの方が多く見受けられます。

あとは、マンションの生活動線のよさや住みやすさに魅力を感じていて、一戸建てでそれを実現するなら平屋だと希望される方もいらっしゃいます。

「マンション」と「平屋」だと一見相いれないように感じる方もいるかもしれませんが、先ほども挙げた「ワンフロアで生活が完結する生活のしやすさ」というポイントが一致するんです。

一戸建てにはしたいけれど、ワンフロアでの生活も実現したいと、平屋にする方もいます。

ー確かにこの先何十年と住むことを考えたら、高齢になっても住みやすい、生活しやすい、という視点は大切ですね。

そうですね。
住まいの窓口には、将来的にお子さんが巣立って部屋が余った後、一戸建てを売却して、マンションに住み替えることを視野に入れたご計画のお客様もいらっしゃるのですが、売却して住み替えを行う場合、しっかりとした計画を立てる必要があります

建物は建ててから20年で価値がほぼゼロになるので、売却した場合、ほとんど土地だけの価格での取引となります。
住み替える場所にもよりますが、その土地の売却費用だけでマンションが買えるのか? 手数料関係(諸費用)の現金の準備はできるのか? などを考えなくてはなりません。

さらには金銭面だけでなく、住宅購入はエネルギーを使うので、ご自身が高齢になったタイミングで引越しをするのは、体力的な大変さもありますよね。

ですので、一戸建てを建てるタイミングで平屋の検討も視野に入れるというのは、とても賢明な判断だと思います。


ポイントはアクセスの優先順位。平屋向きでない人の特徴

ー逆に平屋をおすすめしない人の特徴や、平屋にするデメリットがあれば教えてください。

平屋にするのであれば、ある程度広さのある土地が必要です。

  • 一般的なサイズ(3LDKくらい)なら40~50坪

  • 広い平屋にしたければ60坪

くらいが目安となります。

2階建ての一般的なサイズなら30坪くらいで建てられますが、それより広い面積が必要になってくるんです。
そのため、予算によっては駅近のエリアやアクセスのよいエリアに建てるのが難しいことも多く、郊外に建てる方がほとんどですね。

これは平屋に限らず注文住宅と建売住宅のどちらがいいかを検討するときのポイントでもありますが、アクセスがよいエリアほど土地は広さをとれず、値段も高くなりがちです。

  • 立地を優先して建物にかかる費用を抑える

  • 建物を優先して土地にかかる費用を抑える

の、どちらを選択するか考える必要があります。

ーお金の話でいうと、平屋にすると価格が高くなる印象があるのですが、2階建てにする場合と平屋ではどれくらい価格の差があるのでしょうか?

建築を依頼するハウスメーカーによって変わるのですが、一般的なサイズ感の平屋でいうと、建物の価格はだいたい100万~150万円くらい、平屋のほうが高くなります

平屋のほうが住宅の基礎の部分や、瓦、柱などが2階建てよりも多く必要になるので、金額が上がってしまうんです。
一方で、平屋だと2階建てで必要になる階段、ホールなどのデッドスペース(1階と2階をつなげるためのスペース)をカットできます。
そのプラス、マイナスを踏まえると、建物価格は100万~150万くらいの差になるんですね。

ただ、家づくりには建物の価格だけでなく、土地の購入費用、外構の費用なども必要なので、トータルで考えるともう少し費用差は大きくなります。

また、平屋は基本的には施工可能なメーカーが多いですが、そのなかでも得意としている会社はあります。
平屋のプラン商品を持っているメーカーや、実績が豊富なメーカーを選ぶとよいでしょう。


防犯面、プライベート空間の確保…平屋を検討するなら覚えておきたいこと

そのほか、平屋を建てるうえで必要なこと、覚えておくとよいことがあれば教えてください。

立地や周辺環境によっては、防犯面に注意したほうがよいこともあります。

例えば、2階建ての方だったら洗濯物は2階に干すことも多くあまり気にならないと思うのですが、平屋の方は1階に干すことになるので、周囲の視線が気になったりもしますよね。
その場合、目隠しなどを設ける必要が出てきます。

また、平屋だとワンフロアで完結するので生活しやすいとお伝えしましたが、その分、自分だけのスペースはとりづらくなりがちです。同じ家族で過ごすのでも横並びの空間で過ごすのと、1階と2階で分かれて過ごすのとでは、距離感が違います。
家族の距離が近くなるのは平屋のメリットですが、プライベート空間も必要というご家庭であれば部屋の配置、間取りの工夫も必要です。

あと敷地によっては、広い平屋をつくろうとすると、光が入りにくい場所や風通しが悪いところが生まれる可能性もあります。その場合、

  • コの字形の間取りにする

  • 光がまんべんなく入るような採光計画を立てる

  • 窓の配置を工夫する

などもポイントになりますね。
こうした点も踏まえると、やはり平屋の建築実績が豊富なメーカーを選ぶことが大切だと思います。


平屋は単身者にも、足の不自由な方にもおすすめ。検討するなら、まずは気軽に相談を

ー過去、住まいの窓口のお客様で平屋を建てた方の例があれば教えてください。

一人住まい用の家を購入したいというお客様で、平屋を建てられた方がいました。
一般的な建売住宅は、2階建て3~4LDKのファミリーサイズが多いため、それを単身の方が購入しようとするとサイズが大きすぎてしまい、そんなに必要ない・管理しきれない…と感じられることもあります。

それでも生まれ育ったご実家が一戸建てだったなどで、一戸建てに対する理想がある方もいらっしゃいます。
2階も要らなければ、部屋数もそこまで必要ないので部屋数を絞り、その分、生活しやすい動線にしたいと、最終的に10坪程度・1LDKサイズで一人住まい用のコンパクトな平屋を建てられました。

単身だとマンションを検討される方も多いのですが、マンションを選んだ場合、住宅ローンの支払いが終了しても修繕積立金や管理費の支払いは住み続ける限りずっと続いていきます。
一戸建てもメンテナンス費用はもちろんかかりますが、家にお金をかけるタイミングは自分でコントロールできるので、ご自身のライフイベントに合わせた計画を立てられます。

一戸建て=ファミリーのもの、というわけではありません。
一戸建てでも平屋ならご自身にあったサイズ感の家を建てられるので、単身の方にもよい選択肢になると思います。

そのほか、車いすユーザーの方がバリアフリーの住まいがよいと平屋を検討された例もありました。平屋はさまざまな方のニーズに応えられる住宅種別だと思います。

ー最後に、これから平屋の建築を検討されている方に一言あればお願いします!

平屋は一般的に金額が高くなるとお伝えしましたが、どこに、どのハウスメーカーで建てるかによっても価格感は変わってきます。

「平屋を建ててみたい」という希望があるのなら、どんなエリアや会社を選べばご自身でも建てられるか、ぜひ見てみていただきたいですし、比較検討することがより後悔のない家づくりにつながると思います。

住まいの窓口でも、平屋の実績が豊富なハウスメーカーをご紹介できますので、ぜひ相談を検討してみてください。


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▼住まいの窓口が編集協力する「一戸建ての選び方がわかる本」でも平屋特集があります!ぜひチェックしてみてください!


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