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Case4 思い出の家の売却と住み替えが生んだ奇跡のストーリー│ハウジングアドバイザーに聞く!住宅相談の実例

こんにちは。
LIFULL HOME'S 住まいの窓口note編集部の山口です。

LIFULL HOME'S 住まいの窓口では、「ハウジングアドバイザー」がみなさんの住まい選び・家づくりのご相談に乗っています。
でも、「どんなことを相談できるの?」「みんなはどんな相談をしているの?」と疑問や不安に思われる方もいるはず。
そこで、この記事では、実際にあった住宅相談を住まいの窓口のハウジングアドバイザーに紹介してもらいます。

今回お届けするのは、住まいの窓口が長年住まれた家の売却と住み替えをした女性をお手伝いしたエピソード。お客様の優しさと勇気あるご決断に、心がじんわり温かくなります。ぜひ最後まで読んでみてください。

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住まいの窓口ハウジングアドバイザーの高橋です。
私が担当したお客様についてご紹介したいと思います。

お客様のプロフィール
・お名前:T様(女性)
・ご年齢:60代前半
・家族構成:単身(別で暮らす息子、娘あり)
・実現した住まい:中古マンション

住まいの窓口に相談したきっかけ

長年連れ添ったご主人を看取られ、一人暮らしとなったT様。
ご自宅は築50年以上と古く、一人暮らしには広すぎる、寒い、寂しいと、建て替え・住み替えを検討されており、住まいの窓口に相談に来られました。

お客様が抱えていたお悩み

老朽化したご自宅を管理するのが大変でお疲れのご様子で、この先の将来に漠然とした不安を抱えてもいました。
今のご自宅を建て替えることも可能でしたが、独立している二人のお子様に負担をかけたくないという思いも強く、マンションへの住み替えのほうがいいか…と考えが堂々巡りされていました。

初回相談でのサポート

初回の相談では、進め方のご説明とご希望の整理を行いました。

資金には余裕があったので、建て替えも住み替えも選択できることを伝え、それぞれの予算感や進め方をご説明しました。

サポートで重点的に行ったのは、ご希望のヒアリングと整理の部分です。
最初はお聞きしても、息子さんご家族や娘さんへの配慮の言葉ばかりが出てくるばかり。T様ご自身の希望が見えなかったので、あえて「T様はこれからどんな暮らしがしたいですか?」と質問しました。

すると、急に黙ってしまわれ、沈黙のあと泣きながら「二人の子どもを育て上げ、主人の両親と主人も看取った家なので、自分の人生のすべてと言っても過言ではないくらい思い出が詰まっている。この家を解体するのも売却するのも本当は気が進まない」と本音をお話しくださいました。

最後には、「私の気持ちや意見なんて人に聞いてもらったことがなかったので考えたこともなかった。これから自由な気持ちで考えてみたい!」と明るくおっしゃっていただけたので、「ゆっくり焦らず進めていきましょう」とお伝えし、初回の相談は終了しました。

2回目相談以降のサポート

初回相談から4か月後に、改めてご相談いただきました。
前回の相談後にいろいろと考えられたようで、「まだ完全に気持ちの整理がついたわけではないけれど、古家付きのまま土地を売却して、駅近の中古マンションに住み替えしたい」とのご要望で、進めていくことになりました。

まずは現在のご自宅の売却査定を依頼することをおすすめし、売却手続きも中古マンションの案内も可能な会社2社をご紹介。そのうち1社とマッチングし、訪問日程を調整しました。

訪問前には気持ちの揺れもあったようで、お電話でお話を聞くなどサポートしましたが、マッチングした1社を訪問された際の担当者の印象がとても良く、安心して任せられると信頼していただけたようです。
その後は、サポートなくとも順調に進んでいきました。

実現した住み替え

ご自宅の土地は立地がよかったこともあり、すぐに買い手が見つかってスムーズに売却が実現しました。

時間がかかるかとも思われた、住み替え先の中古マンションのご購入もすぐにご決断。というのも、たまたま見学したマンションの売主が、脱サラして縁もゆかりもない地域に移住し、農家になると決めた若いご夫婦だったそうで、そのご夫婦の話を聞いて気持ちが大きく動いたそう。

「若いって素晴らしい。農家にもなれるんだ。自分がこのマンションを購入したら、あの若い夫婦の夢に乗っかって自分も一緒に明るい未来を思い描けた」と即決だったとのことでした。

お客様の声

「専門的なアドバイスもありがたかったですが、それ以上にグズグズグダグダとした優柔不断な話を何度も聞いていただけたことが大きかったです。人に話を聞いてもらえることで、こんなにも気持ちを整理できて落ち着かせてもらえるものなんだと知りました」
「高橋さんの声を聞いたら、ずっと気が張ってて緊張していたんだなと気がつきました。涙が止まらないです。おかしいですよね…」

アドバイザーからのメッセージ

思い出のいっぱい詰まったご自宅を、「家族のようだ」とおっしゃっていたT様。そんな大切なご自宅を売却するのに、どれほど精神的にエネルギーを消耗されたのだろう…と思うと、ただただご決断に頭が下がる思いでした。

若いご夫婦の夢を応援したいという気持ちがあふれてきたからとマンションの購入を即断してしまう、そんな優しくて強いお人柄にも感銘を受け、担当させていただけたご縁に深く感謝しています。

お一人で考えていても思いや考えが堂々巡りしてしまい、余計に混乱して答えが見つからなくなってしまうこともあるでしょう。
最後に答えを出すのはお客様ご本人ではありますが、私たち住まいの窓口のアドバイザーにご相談いただくことで、一緒に状況を整理して、一つひとつ段階的に考えることができれば、ご自身の最適な答えを見つけていただきやすくなると思います。

一人で悩まず、ぜひご相談ください。


いかがでしたか。
このシリーズでは、引き続き住まいの窓口に寄せられた相談をご紹介してきます。次回もどうぞお楽しみに!

▼過去の住宅相談実例記事はこちら


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