見出し画像

失敗を防ぐには? 経験者500人に聞く家づくりで困ったことTOP5

こんにちは。
LIFULL HOME’S 住まいの窓口note編集部の山口です。

LIFULL HOME’Sでは、2022年8月に土地を買って注文住宅を建てた人に家づくりに関するアンケート調査を実施。家づくりの過程で重視したことや苦悩したことなど、様々な傾向が明らかとなりました。

今回は調査結果の中から、注文住宅検討者が「家づくりで『困ったこと』」をピックアップ。上位にランクインした5つのポイントについて、住まいの窓口のハウジングアドバイザー・宮本さんと見ていきます。

話し手:宮本さん(住まいの窓口ハウジングアドバイザー)
香川県出身。専門商社で製造業向けの営業を担当した後、コロナ禍で住環境の重要性を感じたことをきっかけに住まいの窓口のハウジングアドバイザーに転身する。現在は関西エリアの相談を担当。趣味は読書で、寺地はるなさんの小説が好き。


「家づくりで困ったこと」ランキング上位を発表!

👑第5位:「想定していたよりも完成までに時間がかかった」

注文住宅の完成までにかかる期間は平均で約1年といわれており、建売住宅やマンションと比べると入居できるまでの期間が長いです。
また、土地を見つけるまで、建築会社を決めるまでが難航すると、これよりもさらに長くかかってしまう可能性があります。「意外と時間がかかる」と感じる方も多いのかもしれません。

スムーズに進めるためには、いつまでに引っ越したいのかを最初に明確にして、しなければいけないことは何か、流れをしっかり理解して進めることが大切です。


👑第4位:「建物にお金をかけすぎてしまった」

当初検討していた予算より、費用がかかってしまった方は実際多いようです。特に注文住宅の場合、自分で一から間取りを決められますし、各設備の有無・グレードも選べるので、こだわればこだわるほど費用がかさんでしまう傾向にあります。

  • 資金計画をしっかり立てておき、どこまでなら予算に無理がないかを把握しておく

  • 複数社で見積もりを取り、プランと価格を見比べて価格よりも優先して叶えたい項目が何なのかを整理しておく

など、あらかじめ準備しておくと困ることも少なくなると思います。

ただ、私が普段対応しているお客様の例でいうと、現実的な価格感で考えられる方が多い印象です。昨今土地の価格が高騰していることに驚かれて、現実的に考えられるようになる方もいらっしゃいます。コロナ禍だった影響もあってか、安定的で控えめな選択をする方が増えているのかもしれません。


👑第3位:「想定外のお金(地盤補強など)がかかってしまった」

地盤補強の必要性などは、土地を決めてから検査して分かることなので想定外に費用がかかってしまうことがあるのは事実です。
また、

  • 諸費用を予算に含めていなかった

  • 引越しの費用まで予算として考えていなかった

など、建物や土地以外にかかる費用を見込んでいなかったことによる「想定外」もありえます。
費用の件で困ってしまうことを防ぐためには、かかるかもしれない費用も含め、考えられるすべての費用を予算化しておくのがよいでしょう。


👑第2位「条件に合う土地がなかなか見つからなかった」

希望のエリアでは予算や希望に合う土地が見つからず、土地探しが難航することもよくあります。

都市部だと3階建てしか建てられない狭小地が多いエリアなども多く、土地はあるけれど3階建てにはしたくない、横の家との距離が狭すぎて難しい、といった理由でなかなか決まらない方もいます。

見つからないときは、エリアを広げて探す利便性を優先して都市部の狭小地や広くない土地を選ぶ、などの方法があります。
どちらを選択するかはお客様の価値観次第。住まいの窓口のお客様の例でいうと、どちらを選択する人も大差なくいる印象です。


👑第1位:「予算と希望条件の兼ね合いが難しかった」

予算と希望条件の兼ね合いに悩まれる方は確かに多いですね。

予算と希望条件のギャップが出てくる要因の一つが、「今住んでいる賃貸物件と同じエリアでの購入」を考えてしまっていること。
賃貸物件は駅近のものが多いので、同じエリアで土地を探すとどうしても値段は高くなります。

また、窓口のお客様には、「土地の価格が想像していたより高い」とおっしゃる方も多く、土地の相場観が分かっていないために、予算と希望条件がすり合わないケースもあるのではと思います。
ネットで検索して出てくる土地の価格は、いびつな土地や小さな土地も含めた平均価格なので、特に都市部だと、家を建てやすい土地を探すとかなり高額になってしまうこともよくあるんです。

2023年9月現在も、建物価格、土地の価格ともに値上がり傾向にありますし、ご自身の予算内でいかに希望条件をかなえるかは、大きなテーマになると思いますね。


家づくりをスムーズに進めるためのコツは?

家づくりをスムーズに進めるためには、自分の理想の住まいをかなえたいという思いを持つことが重要です。

住宅は大きな買い物なので、購入したいと思っていても「まだいいか」と先延ばしにしてしまう方や途中で検討をやめてしまう方も少なからずいます。
ただ、先延ばしにしてしまえば状況は変わらないまま。
ですので、ご自身で「理想の住まいをかなえたい」という意思を強く持ち、その思いをかなえるために行動していくことが必要になります。

そうは言っても、そもそも自分の理想が分からない、何からどう手をつけていいか困ってしまうという方も多いと思います。
そんなときは、ぜひプロである住まいの窓口のハウジングアドバイザーを頼ってください。

住まいの窓口では、ハウジングアドバイザーがお客様の希望条件を整理し、どんな家が理想なのかを一緒に考えていきます。意外と自分が住まいに何を求めているのかに気づけていない方も多いので、住まいに対する価値観をはっきりさせることができるんです。

また、家づくりの過程で迷ったときのサポートもしています。
住まいの窓口に来られるお客様で希望される方には建築会社をご紹介しているのですが、数社訪問されてどの会社にするか決めるときに、迷われる方も少なくありません。そうしたときに、もう一度条件を一緒に整理し、優先事項の決め直しをお手伝いをすることもあります。

皆さんの住まいの理想をかなえられるよう最大限のサポートをしていきますので、お気軽にご相談いただければうれしいです。


注文住宅購入経験者が困ったことランキング上位

注文住宅購入経験者が家づくりで困ったことの上位5位は、「予算と希望条件の兼ね合いが難しかった」「条件に合う土地がなかなか見つからなかった」「想定外のお金(地盤補強など)がかかってしまった」「建物にお金をかけすぎてしまった」「想定していたよりも完成までに時間がかかった」という結果でした。

記事には他の調査結果も掲載しているので、気になる方はぜひ読んでみてください。

▼どんな注文住宅を建てた? 満足度の高い家のためにこだわったこと・あきらめたこと

https://www.homes.co.jp/cont/data/data_00133/

「家づくりでこだわったこと」ランキングはこちらから


家探し・家づくりの無料相談サービス
「LIFULL HOME'S 住まいの窓口」

ハウジングアドバイザーが中立的な立場で理想の住まい探し、家づくりをサポートする窓口です。購入までの進め方、物件の探し方や住宅ローンの組み方といった疑問を、無料で何度でも相談できます。さらに立地や予算、ご希望に合わせて、複数の建築会社・不動産会社を紹介。理想の住まいを叶えるために、さまざまな側面からお手伝いします。

▼住まいの窓口noteのその他の記事はこちらからご覧いただけます


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

最後まで読んでいただきありがとうございます。住まいの窓口のHPもぜひチェックしてみてくださいね。