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家を買いたいとき、何からはじめる?マイホーム購入の基礎【ムック本からご紹介vol.2】

こんにちは!LIFULL HOME'S 住まいの窓口です。

家がほしい!と思ったときに、「マンション?一戸建て?」「予算は?」「エリアはどこにする?」など、たくさんの疑問や決めることがでてきますよね。ほとんどの人が初めての住宅購入でわからないことだらけではないでしょうか。

今回は、選び方~買い方まで全部わかる『マイホーム大全2022』が発売されたので、その中から最初に知っておくべきマイホーム購入の基礎を3点ご紹介します!
※住まいの窓口は、『マイホーム大全2022』で「過去高評価だったサービス」として取材協力をしています。今回は出版社さんの許可を得て、内容をお見せしちゃいます。


①イメージだけで選ぶのはNG!一戸建てVSマンション、あなたはどっち?

住宅購入を考えはじめたとき、「一戸建てかマンションかどっちがいいの?」と悩む方が多いのではないでしょうか。『マイホーム大全2022』では、一戸建てとマンションそれぞれ、勘違いしがちなことをピックアップして紹介したり、住宅購入で考えるべき重要なポイントを比較したりしています。一戸建てやマンションについての正しい知識をおさえて、自分に合った物件を選びましょう。

それでは見ていきましょう!

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一番気になるのはお金の話。マンションは、「一戸建てより安そう」とよく思われがちです。しかしこれは、立地や広さによって大きく変わります。立地だけで見るとマンションのほうが安い傾向にありますが、床面積で比較すると2階建てが主流の一戸建ての方が有利なこともあります。「一戸建ては高いから」と決めつけないで、いろいろな条件を踏まえた上で判断するのが大事。実際に、住まいの窓口の相談者様の中でも、マンションで検討していた人が最終的には一戸建てを購入するケースも少なくないです。

一方、一戸建ては、「管理費や修繕積立金がないので維持費がかからない」と思われがちですが、外壁や設備機器などは定期的にメンテナンスが必要です。10年で100万円程度はかかるといわれていて、毎月積み立てが必要になることもあります。住宅購入後に後悔しないよう、比較ポイントや特徴を確認して物件種別を決めましょう。
以下の表は、『マイホーム大全2022』でまとめている一戸建てとマンションの比較表です。何を重視するかによって、どちらを選択するのか変わりますよね。紹介したページ内には、他にも比較ポイントが記載されているので読んでみてくださいね。

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※別の記事では、住宅購入を決める前の悩みである「賃貸 VS 購入 購入派が250万円以上メリットあり?」を公開しています。

②借りられる額と返せる額は違う!!予算を決めるときの注意点

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一戸建てかマンションかを決める際に、併せて考えておきたいのが予算です。予算のベースとなるのは、住宅ローンの「借入金」、預金の「自己資金」、両親や祖父母からの「援助金」です。
まずは、自分がいくら返済できるのか、「借入金」の目安になる最大返済額を把握しましょう。以下の表では一般的な最大返済額を計算できます。

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最大返済額は、年収負担率を25%に抑えることができれば生活に大きな影響を与えない妥当な数値になります。
ただし、ここで算出した額を借りられるだけ借りるのではなく、生活費や家の維持費を考慮しつつ無理のない返済プランを立て、計画的に返済できる金額を借りることが重要です。

一般的にオススメされているのが、「自己資金額と援助額」が物件価格の20%以上(頭金)+諸費用となるように予算を立て、「借入額」が物件価格の80%未満に収まるようにするプランです(諸費用の詳しい説明はこちら)。
金融機関の住宅ローンの多くは、融資割合を「物件価格の80%」にしているため、頭金を20%以上にすることで借りられるローンの選択肢が増え、有利なローンを選ぶことができます。
売却する場合は当然、購入時よりも物件価格が安くなります。残ったローンよりも売却額が少ない場合は、差額を用意しなければならないので、そのようなリスクをなるべく回避するためにも、「頭金」を用意しておくことは大事といえるでしょう。
ただし、「自己資金」は預金の全額を頭金や諸費用にあてるのではなく、最低でも3ヵ月分の生活費を差し引いて見積りましょう。子どもの養育費や医療費も考慮できるとなお安心です。「自己資金」や「援助金」がいくら用意できるかも確認しておきましょう。

『マイホーム大全2022』の別ページでは、生活費などを考慮した理想の物件価格を算出できる予算チェックシート「年収負担率25%以下なら頭金0円もあり」という記事もあるので、ご参考にしてみてください。

③必ずチェックしよう!住みたいエリアの災害リスク

物件種別や予算が決まったら、物件や土地情報を収集します。
駅までの距離や方角などを確認するのは当たり前ですが、その前にまず確認してほしいのが、自然災害の少ないエリアかどうかです。そして万が一、自然災害が起きた場合でも、被害を最小限に食い止められるかを調べておくことが大事。
『マイホーム大全2022』では災害リスクや土地の安全性の確認方法をまとめています。

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こちらのページでは、「国土交通省ハザードマップポータルサイト」を紹介しています。ハザードマップを公表している全国の自治体情報が集約されているので、地震発生時の危険度に加えて、洪水、津波、液状化、土砂災害といった災害種類別に、情報を絞り込んで知ることができます(すべての自治体がマップを公表しているわけではないのでその点は要注意です)。
また、別ページでは、地震の揺れやすさをチェックするサイトや、地盤の強さを確認できるサイトも紹介しています。

人生で大きな買い物となるマイホーム。災害に備えて、安心安全な住宅購入を目指しましょう。

※LIFULL HOME'S でも地名を検索すれば地図上で簡単に確認できる洪水ハザードマップがあるので、気になる方はチェックしてみてください。

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いかがだったでしょうか。
ご紹介した3点以外でも家を買おうと思ったときに確認することや決めることはたくさんあります。住宅購入について、すべてが一冊にまとまっていたら便利ですよね!
『マイホーム大全2022』には住宅購入に必要な情報がすべて載っています。
書店、ウェブストアで購入できますので、この機会に読んでみてくださいね。ご感想もお待ちしています!


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