結婚前に家を買うってアリ?ナシ?
こんにちは。
LIFULL HOME'S 住まいの窓口note編集部の山口です。
住宅購入のきっかけとして挙げる人の多い「結婚」。実際、住まいの窓口に訪れる方の「住宅購入を考えるきっかけ」としても、「家賃がもったいない」や「子の成長」「出産」に次いでよく挙がっています。
そこで、今回は「結婚前に家を買うってアリ?ナシ?」について、住まいの窓口のハウジングアドバイザーが、交際3年になる恋人と先日婚約したばかりというFさんを例に挙げて解説します。
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今回の例
大切なのは「結婚前かどうか」ではない!? 家を買うタイミングの見極め方
「家を買うのを結婚前にするのか後にするのか」ですが、結婚(入籍)の有無が家を買うことに大きく影響することはありません。ローンをお二人で組む場合には、関係性を証明する書類の提出が必要になることもありますが、それも婚約していればクリアできます。そうした点から考えると、結婚前に家を買うことは「アリ」な選択肢だと言えます。
ただし、希望条件の整理がお二人の間でできているかどうかはしっかりと確認が必要です。
Fさんの場合、婚約者の方と今はお住まいが離れているということなので、
住むエリアをどうするか
が重要になりますし、ほかにも
結婚後にお子さんをもうける予定があるか
どういうライフスタイルを望んでいるか
などがお二人の間で話し合われている必要があります。
なぜなら「2人で暮らしていく」か「子どもが複数人ほしい」か、「郊外の庭付き一戸建てに住みたい」か「駅に近いエリアのマンションに住みたい」かで、家の広さや種別は大きく変わってくるからです。
今はFさんが先行して購入を考えているようですが、ゆくゆくお二人で住むのであれば、まずは2人でのすり合わせが必須! 近い未来はもちろん、遠い未来の暮らしまでシミュレーションしておきましょう。
それに加えて、お互いのご両親へのお話ができているかも大切ですね。
家を買う意志をお話しすることで、ご両親からの資金援助を受けられるケースもあれば、時期が早いなど反対されるケースもあります。いずれにせよ購入に大きく関わりますので、双方のご家族とも事前によく話し合っておきましょう。
結婚前後で家を買うメリット・デメリット
結婚、出産、お子さんの成長など、ライフイベントにあわせて家を買う方が多いのですが、そのなかでも最も早いのが「結婚前後」の時期。
このタイミングで住宅購入をするメリットは、早くローンを組むことができる点だと思います。
Fさんはまだお若いですが、年齢が上がってくると、1年の差でもローンの返済期間や返済比率に影響してくることがあります。また、今後お子さんを考えているご夫婦であれば、妊娠や出産をされる前のほうが情報収集や長時間の打ち合わせに対応しやすい、夫婦でペアローンを組みやすい、といったメリットもあるんです。
一方で、注意しなければならないのは、結婚前後だとその後のライフスタイルの変化が読みにくいことです。特に、お子さんが生まれて生活スタイルが一気に変わってしまったという方は少なくありません。
お子さんのいるご家庭の例なども参考にしながら、先々の生活スタイルをよくイメージして購入を進めましょう。
▼参考:出産前?出産後?入学前? 子育て家庭の「家の買い時」
▼参考:子育てしやすい家づくりのポイント7選
家を買うのは楽しいこと!結婚前・後に限らず楽しさを2人で味わって
今回、結婚前に家を買うことをテーマにお話ししてきましたが、家を買う際にはタイミングだけでなく、「自分たちがどういう生活をしたいか」重要です。ぜひその点をよく考えて進めてみてください。
最初のうちは分からないことや不安なことも多いかもしれませんが、進めていくうちに自分たちの暮らしの場をつくっていくワクワク感もたくさん出てくると思います。知識面で難しさを感じるところは、私たちのようなハウジングアドバイザーがサポートもできますので、楽しみながら取り組めるとよいですね。
いかがでしたか。
2人で暮らす場だからこそ、2人の希望やイメージの共有が大事、というのは納得できる話だったのではないでしょうか。迷われているカップルの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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